小学生の視力回復方法「子供は自宅トレーニングで近視を治療できます!」

【視力回復Q&A】テレビ視聴時の距離はどのくらいが適切か?

子供がテレビ画面を近くで見ることが多いため、もっと離れてテレビを見るようにいつも注意しています。ただ、具体的にどの程度離れればいいという距離の目安があれば、子供にも伝えやすいのですがどうでしょうか?

子育てをする際にいつも悩んでしまうのが、テレビをどのように扱えばいいかということです。テレビを見せずにすめばそれに越したことはないですが、現実問題としてテレビなしの生活は考えにくいですし、賢く付き合っていくしかありません。

 

 

テレビ画面が目に悪い理由

 

 

テレビを近い距離で長時間見ていると、とても目が疲れてきます。なぜ目が疲れてしまうのかということですが、次のような理由が考えられます。

 

 

 

 

理由1.毛様体筋が緊張状態を保たないといけないから

 

 

私たちの目は「毛様体筋」という目の中の筋肉がピントを調整する働きをしています。遠くを見るときにはその筋肉が緩んだ状態で、水晶体というレンズが薄い状態です。

 

一方で、近くを見るときにはその筋肉に力が入っていて、水晶体を周囲から中央めがけて押すような感じになっています。周囲から中央めがけて押された水晶体は「厚みが増している状態」になります。レンズの厚みが増すほどに、光の屈折率が高くなって近くにピントが合うという理屈です。

 

筋肉というのは、ずっと力が入った状態だと疲れてくるものです。例えば、重い荷物をずっと持ち続けると腕が疲れてくるように、近くばかりを見続けていると毛様体筋が疲れてくるわけです。そのため、近い距離でテレビを見続けると目が疲れてきて、近視につながってしまうというわけです。

 

 

理由2.液晶画面から出るブルーライトが網膜を刺激するから

 

 

テレビの液晶画面からは、いろいろな波長の光線が出ています。「虹が7色に見える」という経験をしたことがあると思いますが、光はさまざまな波長の要素から成り立っているわけです。

 

光の種類

紫外線

赤外線

波長
[nm]


380以下

430

380

460

430

500

460

570

500

590

570

610

590

780

610


780以上

備考

不可視

可視

不可視

 

これらの中で、波長が「460〜500」の青く見える光が「ブルーライト」です。このブルーライトは非常にエネルギーが高く、目の奥の網膜の細胞にダメージを与えることが分かっています。

 

短時間であればダメージを受けた網膜の細胞が自然回復できますが、ブルーライトを長時間浴び続けると、もはや自然回復できないほどにダメージが蓄積してしまったりします。こうなってしまうと、見え方に深刻な影響が出てしまったりするわけです。

 

 

テレビを視聴するときに注意したいこと

 

 

ご質問いただいた「テレビを視聴するときの距離は?」ということについてですが、決まった答えがあるわけではありません。「離れれば離れるほど好ましい」という答えしかできないのが実際のところです。

 

とは言え、部屋の広さが無限にあるわけではないですし、一般的な日本のご家庭であれば、せいぜい「3メートル」程度しか離れることはできないかもしれません。そこで、視聴距離については「可能な範囲でなるべく離れる」ということにして、追加のルールをいくつか決めておくといいと思います。

 

 

ルール1.テレビの連続視聴時間を決めて守らせる

 

 

部屋の広さの関係で「視聴距離」をコントロールすることは限界がありますが、「連続視聴時間」については自分たちの心がけしだいで自由にコントロールすることが可能です。個人的な考えとしては、「1時間程度」であれば視力に悪影響が出るリスクはかなり低いような気がします。

 

ただし、テレビ番組には2時間の特番や映画なども多いですし、「1時間」というのは現実的ではないかもしれません。そこで、各ご家庭の事情を考慮して、「1〜2時間程度」で連続視聴時間を決めてみてはどうかと思います。まずはその程度で決めてみて、様子を見ながら調整すればいいと思います。

 

 

ルール2.必要に応じてブルーライトカット眼鏡を利用する

 

 

最近は、ブルーライトを30〜50%ほどカットしてくれる「ブルーライトカット眼鏡」というものが売られています。眼鏡屋さんでも購入できますし、テレビやパソコンを扱っている家電量販店でも手に入れることが可能です。

 

ブルーライトカット眼鏡を使用するかどうかは自分の心がけしだいでコントロールできることです。なので、「テレビを見るときにはブルーライトカット眼鏡を使用する」ということをご家庭のルールとして決めてしまって、お子さんに常に使用させるようにしてはいかがでしょうか。

 

1000円とか2000円とかで手に入るものなので、ご家族全員分をまとめてご購入されるといいと思います。

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